研修医生活 おすすめ本(感染症編)
こんにちは。
前回の投稿から勢いがなくなる前にこちらも書いておこうと思い早速感染症編も始めました。
研修医になってとりあえず勉強しておくと高確率で自分を助けることとして
・輸液
・抗菌薬
・画像読影
かなと思っています。
前回少し輸液の本も紹介したので、今回は感染症でおすすめの本について語らせてください。
前回同様、必須〜おすすめ、あると便利、プラスαで色分けしています。
ちなみに、この記事は抗菌薬なんて全くわからんって方を対象にしていますが、後半は研修医1年目が終わる頃の先生方にもお薦めできます。
感染症は特に理解がまだまだすぎることを自覚しているのですが、30冊ほど読んだ中で良いと思っているものを抜粋して感想をグダグダと書いてみたので、どなたかの参考になったら嬉しいなぁくらいの気持ちで書きました笑
- 1. 感染症診療の手引き
- 2. わかる抗菌薬
- 3. 使いこなす抗菌薬
- 4. 感染症プラチナマニュアル ver.7 2021-2022 or サンフォード感染症治療ガイド2021(第51版)
- 5. レジデントのための感染症診療マニュアル 第4版
- 6. 抗菌薬の考え方, 使い方 ※2022年3月に第5版が出版されるようです
- 7. 抗菌薬ドリル
- 8. 感染症内科 ただいま診断中!
- 9. 市中感染症診療の考え方と進め方 第2集
- 10. 感染症クリスタルエビデンス
- 11. がん患者の感染症入門
- 12. J-IDEO(http://www.chugaiigaku.jp/item/list.php?tag=J-IDEO、http://www.chugaiigaku.jp/j_ideo/)
世に出回っている感染症の本の多くは、「抗菌薬使用の原則!」や、「抗菌薬・原因微生物・感染部位のトライアングルを意識!」や、PK/PDや抗菌薬ごとの作用機序、適応のある菌種などがまとめてあり、その後にケーススタディが載っているのが多いと思います。
最初は「よくわかんないけど、こういうのが大事なのかぁ」とぼんやりと思っていた程度で、振り返ってみると、最初はごちゃごちゃ考えずに最低限のことを覚え、じっくり噛み砕いていった時に初めてそれらの重要性がわかってくる、というのでいいのではないだろうかと考えています。
というか、普通はそういう順番で理解していくのではないかとさえ思ってしまいますが、いかがでしょうか笑
初学者の段階で抗菌薬ごとに
「○○系は主に××菌に効きます。ちなみに、〜〜菌にも効きます。##への移行性も良いです。□□炎に使われることもあります。あれにもこれにも〜〜」
と書かれていても、じゃあ××が起因菌として多い△△炎には○○系を使うの?##の感染症に第一選択で使うの?□□炎への処方例に載っているかな?と調べてみると、複数の処方例があるにも関わらず○○系は処方例に載ってすらおらずにウンザリ、みたいなことありませんか?(僕は腐るほどあります笑)
「主にグラム陽性菌をカバーしています」
と書いてあるのを見てナルホドと思っても、大腸菌もカバーしていて尿路感染症にも使われていたり(現時点で医師の方は何の薬かわかりますよね)
多くの抗菌薬の本は、「この抗菌薬を使いたい。どんな患者さんなら投与したら効くと思われるか?(≠投与すべきか?)」と考えるには最適な記載順序になっているように思えます(そんなシチュエーションはないと思いますが)。
やたらとbroadな薬を使うのは良くないことはわかるし、PK/PDとか濃度依存だとかも大事だとは思う。
けども、いざ入院患者さんが例えば腎盂腎炎っぽいというシチュエーションに出くわしたとき、抗菌薬は何を使うのか?根拠は?と考えた時、それらの知識から最適解に辿り着けるほどにはなれませんでした。
なんとか抗菌薬ごとの説明を読み終えてから最後の疾患ごとのケーススタディに辿り着く頃にはすでにお腹いっぱい。ペニシリン系なんて「一番最初に読んだな〜、有効な菌は何が書いてあったっけ?ペニシリンと言っても色々種類があったなぁ…」ともはや記憶の彼方だったり…笑
そんなわけで、感染症科やこだわりのある先生を除いて、多くの医師から えっ? と思われないようなスタンダードな抗菌薬選びをまずは「覚え」たいと思い色々探しましたが、こんな考えはダメなのでしょう、こういったニーズを満たす本は多くなかったのです笑
なので、抗菌薬の本を執筆している先生方からは怒られること間違いなしかもしませんが、まずは疾患→抗菌薬の対応を覚えてしまい、その後にそのチョイスや投与間隔の理由を勉強する、という方が頭に残りやすいと思いました(もちろん選択の理由まで理解してから選択するべきです)。
ただし、覚えるのであれば盲目的に「疾患→抗菌薬」と覚えるのではなく、「疾患→頻度の高い起因菌が○○だから△△」と、原因菌まで覚えてください(これは絶対)
ここまで考えるクセをつけておくと、一言に肺炎と言っても市中肺炎、院内肺炎、人工呼吸器関連肺炎、医療・介護関連肺炎、誤嚥性肺炎、それぞれで考えることがあるので知識も短絡的なもので終わらないと思います。
おそらく上級医の先生の頭の中には疾患→抗菌薬のシャント回路が出来上がっていると思うのですが、それは疾患→理由→抗菌薬という正式回路も頭に入っている状態でのシャントであって、それを研修医が理由をすっ飛ばして暗記だけして使いこなした気になると、どこかで必ずヤバいやらかしをすると尊敬している先生から教わりました。
まぁつまり受け売りなんですが、実際、先生からなんでその抗菌薬にしたの?と聞かれることは必ずあるので理由を言えるに越したことはありませんよね。
ちなみに、なぜこの疾患にこの抗菌薬はダメなのか、なんて一般的に使われないものまで考えていたらキリがありません(もしかしたらあるのかもしれませんが)し、疾患→起因菌→抗菌薬の流れを丸暗記してからより厳密な理由を調べてみると自然と他の薬が不適な理由がわかることも多いです。奇を衒ったチョイスの是非を考えるのは面白いですが、そういう高級な話は後でいいのではないでしょうか…笑
複数のチョイスが全て無効なシチュエーションなんてそんなに多くないので、その時に調べればいいではないか、と考えると気が楽になります(これもダメかもしれませんが笑)
めちゃくちゃ長く語りましたが、そういう視線でみたときにシンプルに書いてあるのがこちらです。
1. 感染症診療の手引き
「えっ、これが最初?」と思われるかもしれません。あまりこれが紹介されているのを見ないので。笑
Ⅳ章の臓器別のマネジメントがシンプルにまとめてあり、かつ、原因微生物として頻度が高いもの、複数の抗菌薬のチョイスが投与量などまで載ってあり、とりあえず覚えるべきものが濃縮されています。
しかも安く薄く、購入者はPDFも無料でダウンロードできるので、白衣のポケットに入れていても嵩張らないし、電子派の方にも対応していて最強です。
ただし、記載されているものはとりあえず一般的に始められる薬であって、培養結果などが出てde-escalation(カバー範囲の狭い抗菌薬に変更すること)する場面では弱いと思いますので、その時はまた勉強する必要はあると思います。
また、これは診断がおよそわかっている時の話なので、診断を考えるのはまた別の話です(簡単な診断のポイントは載っていますが)。
ところで、それぞれの薬がどんな薬なのか(作用機序など)知らないまま使うのは流石にまずいです。
そういったものをサラッと読めるのが以下のものです。
なので、2・3番を読んでから1番を買うという順番がスタンダードかもしれません。
僕自身がまだまだすぎて正解がわかりません、すいません笑
2. わかる抗菌薬
3. 使いこなす抗菌薬
天沢ヒロ先生の本ですね。
この本は数ある抗菌薬の中でも頻用薬だけにピントを絞っており、かつ、かなりシンプルに記載されています。
これを3回くらい読めば、まずは大まかな抗菌薬のジャンル分けなどを頭の中でできるようになると思います。(3回も?は?無理やろ!と思われるかもしれませんが、かなり読みやすいので2回目以降はサッと読めるはずです)
僕がポリクリが始まった頃(2017年くらい)は「絶対わかる 抗菌薬はじめの一歩」がAmazon売上第1位だったと記憶しています。これは矢野晴美先生の本ですね。
僕自身は医学部4年生の時に「抗菌薬はじめの一歩」を5,6回読み返した後、6年生の時に「わかる/使いこなす」を読んだのでフェアな判定ができないかもしれませんが、わかる/使いこなす抗菌薬の方がよりわかりやすく書かれている印象でした。
あとは、単純に矢野先生のものは2010年発売で流石にちょっと古すぎる不安があります笑
ちなみに「わかる」は2017年発売です。
「使いこなす」で天沢先生ご本人がおっしゃっていますが、天沢先生は「使いこなす」の方をメインと考えているようです。しかし「使いこなす」を読む前の共通言語を会得していただくために「わかる」を仕上げたとのことです。
確かに「使いこなす」は「わかる」を読んだ前提での会話が多いです(「わかる」編でも言ったと思うけど〜という文言が多いです)。
それもあって「使いこなす」だけ読んでもあまりピンと来ないと思います。
ちなみに、「抗菌薬はじめの一歩」を読めば「使いこなす」の方だけ読んでもいけると思います。
ただしこれは、病棟でウンウン考えながら見るものではなく、あくまで空き時間に読んで勉強しておくものです。
この2冊の知識を持った上で、病棟での業務で持ち運ぶべきものは以下のものだと思います。
もちろん1番の本でも良いのですが、病棟で上級医と議論する場合は以下の本くらいの情報量がある方がベターだと思います。
(医局などでさらに腰を据えて議論する場合はまた別です)
4. 感染症プラチナマニュアル ver.7 2021-2022 or サンフォード感染症治療ガイド2021(第51版)
共に有名な本ですね。僕は両方持っていますが、どちらかを持っていればいいと思います。
まずプラチナです。
「プラチナ」の名前の由来ですが、この著者である岡先生が以前勤務されていた東京高輪病院の最寄り?が白金(=プラチナ)だったからとケアネットの動画で岡先生ご自身がおっしゃっていました。
いきなり豆知識から始めちゃいましたが、ちゃんと語ります。笑
まず、日本発の本なので使いやすいです。
単純な疾患→抗菌薬の対応表ではなく、疾患の各論的な知識もふんだんに詰め込まれています。
また、経験的治療(empiric therapy, エンピリックな治療とかいいます)→特異的治療(起因菌が判明した後の治療. definitive therapyとも言います)の流れも記載されており、とても実践的です。
オーグメンチン(AMPC/CVA)とサワシリン(AMPC)の合わせ技をオグサワと言う、ということをここで知りました。オグサワの発祥はどこなんでしょうかね。
次にサンフォードについて、と思いましたが、プラチナと比べて〜が連続したので、プラチナと比較して行きたいと思います。
プラチナと双璧をなすポケット本がサンフォードというイメージです、僕の中では。海外版プラチナって感じですね(全然違うだろって方、すいません)。
1969年から刊行されており、プラチナはたしか2015年くらいに誕生しているので歴史はサンフォードの圧勝です。
網羅している病原体・抗菌薬の数はサンフォードの方が上でしょう。しかし日本の普通の臨床現場で出会うような菌はプラチナで十分なのではないでしょうか。
サンフォードは、日本ではほとんど起因菌としてまず挙げないような真菌(CoccidioidesやHistoplasmaなど)の治療までしっかりと真菌ごとに載っていますが、多分日本では必要ではないですよね。
また、サンフォードは様々なシチュエーションに対する抗菌薬がひたすらに載っている本ともいえます。裏を返せば抗菌薬以外の情報量はプラチナの圧勝です。
ちなみに、そういった理由で最初の愚痴?で登場した「複数のチョイスが全て無効なシチュエーション」ではサンフォードですね。
まぁ、そんなシチュエーションでは普通はICT(Infection Control Team)へコンサルトしたりするので、研修医に意見を求める上級医はいないので研修医という立場に限れば必要ないかもしれません…笑
サンフォードを日本で使用する場合ならではの弱点として、「セフメタゾール(cefmetazol; CMZ)」が記載されておりません。
CMZは日本独自の抗菌薬とのことで載っていないそうです。
対ESBL産生菌の先鋒的存在であるCMZが載っていないのは正直痛いです。
あとは日本にはない抗菌薬や規格(錠剤の用量など)も多数記載されており、現場で使いにくいことが多いのがサンフォードの弱点ですね。
というわけで総合すると、少なくとも日本の病院で使い勝手がいいのはプラチナだと思います。
ただし上の先生のなかには プラチナ?は?何それ? みたいな方もいらっしゃいます。
そういった先生方はサンフォードを好んでいる気がします。(もしくは, 抗生剤は広域使っておけばいいだろというパターン)
5冊だけの紹介でなんですが、正直なところ研修医でこのあたりを読んで・持っていれば全く問題ないと思うのは僕だけでしょうか…笑
確かにICUの重症患者や周術期管理などはカバーできていないかもしれませんが、それを全研修医が別途本を買って勉強するのは現実的とは思えません。
何より、感染症学は面白く、他にも色々と読んで勉強しましたが、研修医になってその知識を求められたことは皆無でした(当たり前か)。
というわけで、別に感染症は興味ない、常識だけ知っていればいいという方は以上のものでいいのではないでしょうか。
ここからは、もうちょっと知りたいという方向けです。
とはいっても、内科に進むのであれば持っているべきと個人的に考えているものは緑色にしております。
5. レジデントのための感染症診療マニュアル 第4版
感染症の権威(と、僕が思っている)青木眞先生の本です。2020年に第4版が出版されましたね。
レジデント本の中では13,200円とかなり高額ですが、これは内科に行くのであれば持っているべきものだと個人的には思います。
実物を見ればわかりますが、1700ページほどあるため決して通読するものではなく、巷のレジデント本で調べてもわからないものを調べる辞書として使うものです。
ページ数からもわかる通り、情報量がダントツです。
僕の研修病院のみならず、他病院に研修に行ったりしても上級医の先生の本棚にあるのをよく見ました。
6. 抗菌薬の考え方, 使い方 ※2022年3月に第5版が出版されるようです
有名な岩田健太郎先生の本です。ダイヤモンド・プリンセス号の一件で世間一般の方にも知られたのではないでしょうか。
5の本は流石に高くて買えないという方も、これなら買えるのではないでしょうか。
個人的には6000〜7000円くらいしてもいいのではないかという情報量な気がします。
もちろん抗菌薬の勉強で最初に読んでしまうと間違いなく挫折するのですが
デフォルトの抗菌薬選択はわかってきたけど、もうちょっと踏み込んで勉強したい
という方にはうってつけの本だと思います。
僕は上級医がこれを読んでいるのを目撃しました笑
基本的に語り口調で書かれていて読みやすいですが、550ページほどあるので最後まで読み切るのはなかなか大変だと思います。
僕は断片的に10回くらい読んでいますが未だに読み切った気がしません笑
7. 抗菌薬ドリル
たった2年の経験ですが、抗菌薬治療は「一般的な抗菌薬選択でスッと治る」か、「熱源が分からないままなかなか改善せず、ああだこうだ議論しながら抗菌薬を広域にしたりしていくうちに抗菌薬変更のタイミングとずれて改善し、あれはなんだったんだ?と思いながら元気に退院していく患者さんを眺める」の2パターンは意外と多かったように思います。(後者はそもそも感染症だったのか怪しいですが)
その間くらいのもの、つまり「広域で開始して徐々に改善してきてるけどもう少し時間がかかりそうで、培養結果も出た。患者さんの状態も比較的良い。」みたいなとき。果たしてこのまま広域でいいのか、どこまでde-escalationするか、と、抗菌薬選択の妥当性を理詰めで吟味する先生は、少なくとも僕の周りにはほとんどいませんでした。
そして色々勉強したはいいけど、抗菌薬の決定権は研修医には基本的にはないですよね。
そういった吟味はやっぱり自分で考える方が圧倒的に記憶に残ります。
そういったトレーニングをまずは一人で行いたい方はおすすめです。
この本は抗菌薬選択に限らず、ドレナージなどの処置も含めた感染症の治療全般を扱っているイメージです。
ちなみに抗菌薬の狭域化に関して特化した問題集は「抗菌薬選択トレーニング」ですが、感染症診療全般を見るという意味で抗菌薬ドリルの方がベターだと思います。
8. 感染症内科 ただいま診断中!
救急外来で有名なただいま診断中シリーズの感染症バージョンです。
こちらは抗菌薬の議論はあまりなく、症候に対するアプローチや主な検査について勉強できます。
例えば、
・血液培養が1セットで20ml採取するのが基本だが、10mlと20mlではどれくらい検出の精度が変わるのか?
・術後患者の発熱は、どういったものは精査するべきか
・CRPや周辺のバイオマーカーの解釈・利用方法など
・腹水患者のアプローチ
などなどです。
治療というよりも診断までの過程を掘り下げて勉強したい方向けです。
まぁこれも一応5番の本が大体カバーしていると思いますが笑
ちなみにこれも500ページ弱あります。
感染症の本は分厚いものが多いですねぇ…笑
9. 市中感染症診療の考え方と進め方 第2集
IDATENという感染症セミナーを開催している団体?の本ですね。
IDATENというと、2・3番でお名前を出させていただいた矢野先生もインストラクターを務めていらっしゃると記憶しています。
こちらは臓器別で各感染症へのマネジメントがレクチャー形式で記載されています。
市中肺炎のマネジメント、と言ってもなんとなく各種培養をとって、とりあえずCTRX+AZMなどで始めて、培養結果が出たらde-escalationして、、、とマニュアル的な対応をする前に、そこで一度立ち止まってちゃんと1つ1つ色々考えてますか?と上級医から聞かれているような本です、読んでいる時は。笑
ちなみに、IDATENはInfedtious Diseases Association for Teaching and Education in Nipponの略だそうです。(ここに記載するために調べて知りました笑)
10. 感染症クリスタルエビデンス
プラチナと同じ岡先生の著書です。
これは完全にプラスアルファですね。
敗血症の管理にEGDTは有用か?、尿道炎はクラミジアと淋菌の両方をカバーするべきか?、血培で黄色ブドウ球菌が検出された場合、どこまで感染性心内膜炎を検索すべきか?など、多くの医師がタイトルを見たらちょっと気になるようなことが盛りだくさんです。
11. がん患者の感染症入門
8番の本と同じ、伊東先生の著書です。
研修医である以上、がん患者さんを見る診療科は必ず回りますね。
そういった担癌患者さんの発熱を見た時、注意すべきことは僕はあまり知りませんでした。
発熱性好中球減少症くらいかなと思っていましたが、もっと色々と考えるべきことがあるのだなと思わされる本です。
12. J-IDEO(http://www.chugaiigaku.jp/item/list.php?tag=J-IDEO、http://www.chugaiigaku.jp/j_ideo/)
J-IDEOは岩田先生を編集主幹とした感染症雑誌で、奇数月に発売されています。
もはや「こういう雑誌」と一言ではいえないのですが、色々なテーマが連載形式で載っています。
終わってしまいましたが忽那先生の道場破りシリーズが好きでした。
既述のIDATENのカンファレンスも載っていました。あれってもう終わっちゃったのかな…?
渡航医学B級情報局も読んで無理やり海外旅行している気分になったりしています。笑
抗菌薬選択チェックメイトへの道はしばらく休載されていますが、再開はされるのでしょうか…(もはや紹介というが呟きですね)
こんな感じでしょうか。
プラチナやサンフォードは通読というよりもかいつまんで利用している使い方をしているのでもしかしたら言葉足らずな点があるかもしれません。
気づいた点は今後も更新していきたいと思います。
感染症について書くと不明熱に言及したくなるところを抑えて書き切りました笑
少しでも参考になれば嬉しいです。
次回は画像診断編を予定しています。目標は3月上旬までに投稿です。
では。